ショートステイの1日のタイムスケジュールと内容を解説

ショートステイでの1日

ショートステイという言葉は何となく聞いたことがあるかと思いますが、ショートステイでは、要介護、もしくは要支援の方はどういった1日を過ごしているのでしょうか？特に自宅で一生懸命介護されていたり、毎日過ごしていると離れるのが不安に感じるご家族の方もいるかもしれません。

ショートステイでの1日は、短期入所する施設によって違いますが大まかなスケジュールがあります。ショートステイ1日目は、施設の方が自宅まで迎えに来てくれます。

午前中はカラオケや体操などのレクリエーションを楽しみます。そして、お昼ごはんを食べて、午後も様々なレクリエーションを楽しみます。お昼寝をする施設もあるようです。15時くらいにショートステイにいる要介護、要支援の方みんなでおやつを食べます。その後はそれぞれの要介護度にあわせて、入浴をします。そして、夕方には夕御飯を食べます。食後は、介護施設のスタッフが歯磨きもしっかりとしてくれます。そして、就寝時間に寝ます。

次の日の朝は、起床時間に起きて、朝ごはんを食べます。そしてまた午前中に様々なレクリエーションを楽しみます。昼食を食べ、午後のレクリエーション、おやつを楽しんで、夕食前に自宅まで送ってくれます。ショートステイはこのような1日を過ごしているのです。

ショートステイはすぐに利用できる？

介護をしている方にとって、もしくは、施設が決まるまでの間、一時的に要介護、要支援の介護を依頼することができるショートステイですが、すぐにでも利用することはできるのでしょうか？

残念ながら、明日明後日にでもすぐにショートステイを利用できることはまず難しいです。ショートステイは、1ヶ月ほど前から予約して利用される方がほとんどです。特にお盆休みやお正月など多くの方がお休みされるようなシーズンは、ショートステイの予約はさらに前からしておかないと取ることが難しくなります。ショートステイだからすぐに利用できる！と考えている方も中にはいらっしゃるので、よく注意しましょう。

気になる費用は施設によっても異なりますので、ケアマネージャーと相談し、ショートステイの費用も1日でどれくらいかかるのかしっかりと確認しておきましょう。

1日のショートステイは高い？

ショートステイを利用したい！と考えている方も多いですが、気になるのはやはり料金です。高級ホテルのような費用だと少し介護の休みを取るため、介護施設をさがすまでの間に気軽に利用するのをためらいます。

ショートステイの気になる費用ですが、1日あたりの費用は、要介護度、個室もしくは大部屋によって違ってきます。また、年齢によって2割負担なのか、それとも1割負担なのかによっても変わります。

要介護度が低く、1割負担で、大部屋であれば、食事もついて3,000円もかからないこともあります。一方、要介護度が高く、個室を利用される場合ですと、費用は5,000円近くになることもあります。また介護保険を利用できない場合では、全額自己負担となりますので、2万円以上の費用がかかることもあります。
（※なお、この料金はあくまで平均となります）

ショートステイを1日利用するためにすべきこと

ショートステイを1日利用するためにも、事前にしておくべきことがあるのでご紹介します。

ケアマネージャーと相談

ショートステイを介護保険を使って利用できるのか、自分の利用したい日時にショートステイを利用できる施設があるのか、事前にケアマネージャーに相談しましょう。介護保険を利用する場合は特に、ケアプランなどを確認したりする必要があるので、しっかりと相談してください。

準備物の確認

ショートステイを1日利用できるかどうか決まったら、どんな準備物がいるのか確認しましょう。着替えなどはもちろん、歯ブラシ、歯磨きコップなどショートステイを利用する施設によって準備物が異なることがあります。ショートステイを利用するときは、上記のようなことに気をつけて利用しましょう。

まとめ